2020年度 異能Vation破壊的な挑戦部門 挑戦者
社会が複雑化する中で、考え方の違う人々と話し合いを通して問題を解決する能力が重要になっていますまた、国際的な課題だけでなく、学校や企業、家庭などあらゆるところで人は会話を行っています。
挑戦者は、相互理解による豊かなコミュニケーションを実現するために、音環境分析に基づく非言語なコミュニケーションの可視化技術を開発し、学校や企業研修の場に提供してきました。
今回の挑戦では、この技術の新たな適用先として、よりカジュアルな「飲み会」に焦点を当てました。そして、飲み会の場を可視化してコミュニケーションを活性化する、飲み会が見えるシステム「ガミエル」を作りました。
ハイラブル株式会社 代表取締役
2006年 大阪府立工業高等専門学校 電子情報工学科 卒業 準学士
2013年 京都大学大学院情報学研究科 博士後期課程修了 博士 (情報学)
2013年 (株)ホンダ・リサーチ・インスティチュート・ジャパン入社 リサーチャ
2016年 ハイラブル(株) 創業、代表取締役
高専在学時はNHKロボコンに出場。大学在籍以降は音響信号処理・ロボット聴覚・動物行動学の研究に従事。カエルの合唱の可視化や、人とロボットの合唱の研究を行う。ハイラブル創業後は、アクティブ・ラーニングにおける話し合いの可視化製品 Hylable Discusison を開発し、これまでに6万人以上の話し合いを分析してきた。
詳細はこちら https://researchmap.jp/tmizumoto