2022年度異能vationプログラムの公募を開始いたしました。| 詳しくはこちら→
■声シャワー(voice shower) 『声』を浴びることができるインスタレーション作品を作製。 シャワーヘッドにスピーカーが組み込まれており、『声』をシャワーを浴びるように浴びることができる。人の声を「聞く」ではなく「浴びる」「見る」ことができた時に、体験者は何を感じ、どんな効果があるのかを検証。この作品を通じて新しい『声』の使い方や、可能性を提案。 ■実証 関係性の深い人の声を声シャワーで浴びることにより、癒されることや、今まで解決できなかった医療に役立つ可能性のあることが、大学での脳波実験や、専門家の見解から証明された。
粉粒体を充填した容器中に流体を噴出することによって、粉粒体を液状化することができる。この現象は「流動床」と呼ばれ、焼却炉など多くの工業分野で利用されてきたが、人間が直接触れるインターフェース用途ではこれまで利用されていなかった。例えば「砂」と「空気」を使用し、砂の表面に映像を投影すれば、「スイッチひとつで上を歩いたり泳いだりできるディスプレイ」が実現する。粉粒体と流体の素材の各種組み合わせや、使用方法を研究し、これまでに誰も見たことの無い、「固相と液相を自由に制御可能な新しいインターフェース」を開発する。
衣類に動きを与えロボット化するハンガー状デバイスの開発と社会実装を進めています。 本技術はフォーマルさや可愛らしさ、スピード感など既存の衣服が持つ個性をそのまま活かし、ソーシャルロボットや店頭ディスプレイ等として利用できます。 商業施設や私生活の中でユーザーが自身のクリエイティビティをもって本プロダクトを利用することで独自の世界観をもった体験を日常に創出し、人と衣の関係が拡張されていったらいいなと考えています。
植物が光合成をするように、葉っぱで発電して根っこに蓄電し、夜になると花を咲かせて光る花電。 葉っぱに搭載したのは、窓越しの光や人工光でも発電する、室内で発電効率の高いソーラーパネル。 枝葉に照度センサーを取り付けており、夜、部屋を暗くすると花が咲いて点灯し、朝日が差し込むと花を閉じて消灯。つまり常夜灯として機能する。 同時に、植物型のロボットとして、これまでに無かったコミュニケーションを楽しめるように開発中。 例えば、植物の世話をするように、ヒトが“光のシャワー”を与えると発電量が上がり、充電量の少ない雨の日にも花を咲かせることができる。 将来は、コンパクトに畳める仕様にして、光の花束として、電気のない地域へ届けたい。
リアル世界で個人は組織に守られることが多いのに対し、バーチャル世界では個人が公にさらされ、危険である。しかしそれを苦ともせず逆に楽しみ、物理的・社会的制約の少ないバーチャル世界で手に入れた成功で、リアルな夢を実現している、若い女性たちが日本には多くいる。古くは“平仮名”、インターネット時代の“絵文字”や“自撮り”など、日本の若い女性たちは、どんな困難に直面してもしたたかに、シンプルで普遍的なコミュニケーションを、編み出してきた実績を持つ。そこで本課題は、まずフィールドワークとインターネット上のデータ解析の2種類のアプローチから、バーチャル世界とリアル世界をうまく渡ることに成功している、日本の若い女性たちのコミュニケーションを観察、モデル化、分析を行う。彼女たちのコミュニケーションの法則を定量的に抽出し、それを再構成した新しいコミュニケーション技術の設計をする。
映画などで用いられるアニマトロニクス技術とキネティックサーフェースシステムを融合して、CG映像のような表現を実体として実現する。本技術の特徴は多数の構成要素が連動して有機的に美しく動く表現を追求することにあり、これを立体構造と連動させることでダイナミックな表現を持つ立体メディアを実現する。ロボット分野やインターフェース分野、エンターテイメント分野などに応用可能な技術になると考える。 現在取り組んでいるもの 生物的な動きの表現力に着目したソフトアクチュエータの開発と応用 ソフトアクチュエータは非線形性の高いシステムであり、制御が難しい特徴を持つ。その反面、動きの表現性だけに着目すれば、その動きは有機的、生物的であり、モーター駆動では逆に難しい滑らかな動きを実現することができる。この生物的な動きを生かした様々なシステム開発に取り組んでいる。現在、キネティックサーフェースシステム、関節システムの開発を進めており、アート作品や人形関節駆動への応用を目指している。また、ソフトアクチュエータを自らの作品等に簡単に利用できる学習用ツールキットの開発も進めている。ソフトアクチュエータの動きは好奇心をくすぐるものである。子供でも簡単に使うことができ、多様なアイデアをすぐに実現できるツールキット開発を目指している。
歳をとっても、カラダに障害があっても最後まで機能が残ると言われている耳を使い「使っていて楽しい、使っていて驚きがある、身に着けることでモテる、身に着けることでリラックスできる、自分のヘルスケアに役立つ、心がジーンと感動する」等を満たした耳飾り型コンピュータの研究開発を行なっている。異能vationでは、その耳飾り型コンピュータに搭載するまだ開発できていない「耳で人間の五感を感じコントロールできる機能」の研究に挑戦する。
本研究では、鑑賞者の視線方向と時間の経過に応じて、鑑賞者に異なる発光色を提示するユニットモジュール装置を開発します。レゴブロックのように、本モジュール装置で立体物を構成することにより、視線方向と時間経過に応じて表面色が変化する立体物が造形可能となります。これにより、視線方向に応じて異なる動画像を提示するナビゲーションシステムやデジタルサイネージ、立体造形における新たな質感表現等が可能となります。本研究では、立体物本来の材質特性を決定する原子としての役割を果たすモジュール装置の開発を目指します。
2022/06/20 19:30
ARカメラアプリ「ARama!」に取り組む守下 誠だが、その関心の中心にあるのは「遊び」だという。ARama!のあとも、遊びを中心にユーザーが参加していくシステムを作り出す未来に思いを馳せている。
ARカメラアプリ「ARama!」に取り組む守下 誠だが、その関心の中心にあるのは「遊び」だという。ARama!のあとも、遊びを中心にユーザーが参加していくシステムを作り出す未来に思いを馳せている。
2022/06/13 19:30
異能vationプログラムの期間中に、守下 誠が挑戦したのはARカメラアプリ「ARama!」のブラッシュアップだ。自分が説明しないと使い方を理解してもらえない──という課題の克服に取り組んだ。
異能vationプログラムの期間中に、守下 誠が挑戦したのはARカメラアプリ「ARama!」のブラッシュアップだ。自分が説明しないと使い方を理解してもらえない──という課題の克服に取り組んだ。
2022/06/06 19:30
人の体を切り取ってオブジェクトとしてAR空間に自由にコピペできるARカメラアプリ「ARama!」の開発に挑戦し続ける守下 誠。高専時代に学んだ電気工学と、大学時代の専門であるアートやデジタルが重なり合って、ARama! につながっていったという。
人の体を切り取ってオブジェクトとしてAR空間に自由にコピペできるARカメラアプリ「ARama!」の開発に挑戦し続ける守下 誠。高専時代に学んだ電気工学と、大学時代の専門であるアートやデジタルが重なり合って、ARama! につながっていったという。