BionicM

BionicMは9月7日、5.5億円の資金調達を実施するとともに経営体制の強化を図ったと発表した。

BionicMは「Powering Mobility for All」をミッションとし、下肢切断者のモビリティーを向上させるパワード義足を開発。NEDO、厚生労働省、JETRO、および特許庁のプロジェクトに採択され、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の研究開発型スタートアップ支援事業、および課題解決型福祉用具実用化開発支援事業、また厚生労働省の障害者自立支援機器等開発促進事業へ採択されている。

資金調達は8月に実施したもので、東京大学エッジキャピタルパートナーズに加え、東京大学協創プラットフォーム開発、国立研究開発法人科学技術振興機構の3社を引受先とする第三者割当増資による合計5.5億円のシリーズAを資金調達。

また、取締役として程涛氏が就任。同氏は東京大学における自身の研究成果を事業化した起業家でもあり、中国百度の日本法人バイドゥとの経営統合後は世界初のプロジェクター付きシーリングライト「popIn Aladdin」を開発・販売するpopIn代表取締役。IoT技術領域・アジア地域ビジネスのスペシャリストとしての知見をもとに同社事業へ支援を行なうという。

今回の資金調達は、動力義足の実用化に向けた研究開発・臨床評価試験・生産・販売および、日本・中国両国における事業活動の加速、知財戦略実行の強化、人材採用に活用するという。開発・臨床評価試験においては、2021年の実用化に向けトライアルユーザーを募集し、製品としてのブラッシュアップを進めるとしている。