中国どこでもWiFi

ジョイテルは6月16日、中国のインターネット事情に悩む日本人駐在員向けに、中国から日本へのインターネットを安定・高速化するというモバイルWi-Fiルーター「中国どこでもWiFi」の提供を開始した。

新型コロナウイルス対策のため、中国国内における日系企業の従業員も外出の自粛やリモートワークによる業務の指示を受け、中国から日本へ接続するインターネット利用ニーズが高まっていたが、中国では日本を含む海外へのインターネットは接続が不安定であり、一般回線では閲覧できないウェブサイトも多数あることから業務継続が困難になることも多い状況だったという。

また、一般的に中国に滞在する日本人は、中国から海外へのインターネットを利用する場合、通信経路を暗号化するVPNサービスを利用することも多い状況だった。しかし、中国国内ではそれらのVPNサービスは正式には認可されていないことから、サービスが切断されたり不安定な通信状況が続いたりするため、駐在日本人はストレスを感じることも多かったとのこと。

企業側としては、中国のコンプライアンスに違反するVPNを従業員に利用させたくないと考えていても、高価な専用線を個人用途に利用させることは難しく、コスト負担の問題から良い解決策がない場合がほとんどだったとのこと。

ジョイテルはそうした状況を受け、中国に滞在する日本人が快適に中国から日本へのインターネットを利用できるサービスとして、中国どこでもWiFiの提供を開始。

中国どこでもWiFiは、ジョイテルが提携する大手通信会社が提供する中国・日本間の国際回線を利用することで、安定的なインターネット利用を実現するという。この国際回線に接続するためのSIMとモバイルWi-Fiルーターをセットで提供する。料金は1カ月330人民元(約4900円)。半年まとめ払いの場合は、日本の空港などで同様のWi-Fiルーターをレンタルする場合と比較して大幅に安価であることも特徴だという。

申し込み後、当日もしくは一両日中にSIMとモバイルWi-Fiルーターが手元に届くとのこと。モバイルWi-Fiルーターは、同梱のSIMを差し込み、電源を入れるだけで利用できる。

本サービスを利用することで、中国では認可されていないVPNサービスなどを利用せずとも、日本のインターネットが快適に閲覧できるようになるとのこと。コンプライアンスを重視する日系企業にとっても従業員が認可されていないVPNサービスを利用する必要がなくなるため、中国における事業継続リスクがひとつ減るとしている。

また、サービス開始キャンペーンとして、本サービスで利用するモバイルWi-Fiルーター(通常5000円相当)を無料でプレゼントする。