DAIZ

DAIZは5月18日、シリーズAラウンドの第三者割当増資により総額6.5億円の資金調達を実施したと発表。累計調達額は12億円となる。農林漁業成長産業化支援機構(A-FIVE)、三菱UFJキャピタルなどの5社を引受先とする。

DAIZは大豆由来の植物肉原料(ミラクルチップ)を開発・製造するスタートアップ。将来的に予測される食料難への対策としても期待される大豆ベースの植物肉を開発している。これまでの植物肉が大豆搾油後の残渣を使用していたのに対し、独自技術「落合式ハイプレッシャー法」で大豆を発芽、押出成形機にかけて膨化成形によって肉のような弾力と質感を再現。

味や機能性(栄養価)を自在に制御でき、旨味や栄養価が増大した発芽大豆を使用しているため他の原料や添加物を何も足さないことから原価低減を実現。牛肉・豚肉・鶏肉に対し、価格競争力があるという。

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今回の資金調達は、DAIZの植物肉原料の生産体制の拡大と研究開発の強化を目的に実施。調達した資金は、日本初となる植物肉原料生産ラインの拡張、本物の肉の味に近づけるための研究開発などに用いるとしている。植物肉の研究開発と生産供給体制の確立を目指し、年内に植物肉原料3000トン/年の生産キャパシティーの確保を目標という。