立教大学大学院人工知能科学研究科とビズリーチの共同研究

立教大学大学院人工知能科学研究科とビズリーチは4月27日、AIの社会実装を目的とした共同研究協定を締結した。4月30日より、日本初のAIに特化した大学院である同研究科とビズリーチでの共同研究を開始する。

政府が掲げる「Society5.0」の実現にはAIなど最先端技術の活用が必要だが、国内のAI人材は2030年におよそ12万人不足すると予想されている。立教大学は、教育現場改革に加えてビジネスにおけるAIの活用が重要と考え、日本初のAIに特化した大学院「人工知能科学研究科」を4月に開設。基礎研究が中心であったこれまでの大学のAI研究とは異なり、産官学連携による、ビジネスなどとAI研究の接続強化を特徴とし、その一環としてビズリーチと共同研究を開始するという。

ビズリーチでは、10年以上にわたり運営を続ける転職プラットフォーム「ビズリーチ」のデータを安全かつ円滑に利用できるよう、個人情報の仮名化やノイズ除去といった高品質なデータ基盤を構築。従業員のおよそ3割は自社サービスのプロダクト開発を担うエンジニアであり、研究および概念検証として作られたAIモデルを再度大規模なデータで学習させ、実際にサービスとして提供し、顧客の反応を得て、さらに改善する反復の開発を高速に実施する経験を積んでいるという。

立教大学とビズリーチは、共同研究を通じて大学の研究機関が有する先端AI技術を企業でビジネス活用するための新たなスキームの確立を目指すとしている。