DATAFLUCT

DATAFLUCTは4月3日、衛星データ解析や市場価格の機械学習により野菜の収穫時期や仕入れ価格を予測するサービス「DATAFLUCT agri.」のβ版をリリースした。

DATAFLUCTは宇宙航空研究開発機構(JAXA)の職員が出資し設立したベンチャー企業。JAXAの知的財産やJAXAの業務で得た知見を利用し事業を展開する。野菜の収穫日と市場価格の予測し、野菜を仕入れる実需者(流通業界や食品加工、外食業界の企業)が現在よりも1カ月早い段階で契約農家の栽培状況を把握し、市場価格を確認できるとしている。

従来、経験や勘に頼っていた仕入れ時期・量・内容の変更を、予測データに基づいて意思決定することで仕入れコスト削減にも繋がることが期待できるという。DATAFLUCT agri.は従来、実需者向けのサービスだが、新たに生産者に対しても無料提供。衛星データ解析による圃場のモニタリングや価格予測結果を知ることで、生産計画を調整することが可能になる。

DATAFLUCT agri.

主な機能は、収穫日予測、育成状況モニタリング(良好/遅れ/不良の3段階)、異常検知(生育の遅れや自然災害による被害のアラート)。さらなる開発に向けて農業生産者に向けた市場予測・生産現場のモニタリング機能の拡張を予定しており、無料提供を開始した。募集期間は5月8日まで(予定数に達し次第募集終了)。品目はキャベツのみで面積10ha以上。また、契約農家からキャベツを仕入れを希望するパートナー企業も募集。

今後、葉物野菜を中心に品目拡大およぼ予測精度向上を図るとしている。


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