ユニオン電子工業は、53言語に対応し、7型タッチパネルディスプレイを搭載するAI翻訳機「Perico PRO」を発表した。販売開始は2月上旬から。販売は大手家電量販店やAmazon.co.jp、自社ECサイトなど。価格は12万8000円(税別)を想定している。

対応言語一覧

2019年6月発売のハンディータイプのAI翻訳機「Perico」を業務用に改良した後継機で、AI翻訳エンジン「ニュアンス」を搭載する(Wi-Fi環境が必要)。受付や窓口の営業スペースで邪魔になることを極力避けるために、幅18×奥行き17cmのコンパクトサイズを実現した。フル充電後連続で2時間利用できるため、窓口から移動して使うことも可能。

スクリーンセーバー機能を備えており、操作していないときは電子ポップとして使用可能。スタッフが受付にいないときには、海外の顧客へのメッセージなどを表示させられる。

専用アプリには、海外の顧客とやり取りしたトーク履歴を転送できる「トレーニングモード」機能を採用。QRコードをスマホで読み込むことで、研修で活用したり、スタッフ個人が復習したりできる。

2019年3月に観光庁が発表した訪日外国人旅行者のアンケート調査では、「旅行中に困ったことがないか(複数回答可)」という問いに対し、「困ったことはなかった」は36.6%、「施設のスタッフとのコミュニケーションが取れない」は20.6%。約2割の外国人が「言葉」によるコミュニケーションに困っていると回答した。

ユニオン電子工業は、ホテルや病院、レンタカー店、飲食店などを中心に販売を強化し、2020年夏までに500台の販売を見込んでいるという。