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デジタルシャーマンを作ったきっかけ

人の死というものとテクノロジーを掛け合わせた、死者を弔うためのロボット「デジタルシャーマン」を作ったきっかけを作者の市原えつこさん(2016年度 破壊的な挑戦部門挑戦者)に伺いました。

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デジタルシャーマン・プロジェクト

2016年度挑戦者 市原 えつこ

「デジタルシャーマン・プロジェクト」は、科学技術の発展を遂げた現代向けにデザインされた、新しい弔いの形を提案する。家庭用ロボットに故人の身体的特徴を憑依させるこのプログラムは死後49日間だけ家庭用ロボットに出現し、49日を過ぎると自動消滅する。本事業では音声合成、ライフログや家庭用デバイス等による生活データの統合、身体データの導入により精度高く人物を再現し、インタラクティブにふるまえるように品質を上げていく。一連のシステムの開発により、私たちが大切な誰かの不在に向き合う仕組みづくりをする。
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