bitBiome

bitBiomeは8月24日、シリーズBラウンドにおいて、総額7億円の資金調達を実施したと発表。東京大学エッジキャピタルパートナーズ、ユニバーサル マテリアルズ インキュベーターを含む複数企業(既存・新規)を引受先とした第三者割当増資によるもの。本ラウンドを経て、同社の累計資金調達額は10.5億円となった。

これまでbitBiomeは「Unlock the Potential of Microbes」をミッションに、世界初をうたう微生物のシングルセルゲノム解析技術「bit-MAP」の提供を通じて、さまざまな企業、アカデミアと共同研究、解析を実施してきた。

2019年1月の資金調達以降、CEOおよびCOOの参画を含む人員強化で事業開発・研究開発・管理の3部門を増強し、組織基盤を構築。研究開発力・解析力の向上に向けて、研究機器・ウェットラボ設備の強化・バイオインフォマティクス解析環境も増強し、1カ月あたりのシングルセル最大解析可能数を2000ゲノムから2万ゲノム超にまで拡大した。

今回の資金調達の目的は、自社起点の研究、最新機器の購入、米国での研究・事業活動の加速化、特許の出願・維持、人材採用の5つの重点テーマに投資して、事業成長を促すためとしている。

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bitBiomeは、今回調達した資金を用いて、疾患と微生物の関連性を明らかにする大規模研究を開始するとのこと。本研究は、がん、腸内疾患、自己免疫疾患、神経精神疾患などを含む20を超える疾患について、患者の便および唾液サンプルを取得して実施するという。

独自のシングルセルゲノム解析プラットフォームbit-MAPを使用して、種々の疾患と腸内細菌および口腔内細菌の関連性を明らかにするとしている。 なお、患者検体についてはQLifeと協力して、同社のパネルに登録している患者から取得するとのこと。疾患ごとに、医薬品研究開発・新規バイオマーカー探索を目指したパートナリングや共同研究、解析データの共有および独占販売などを検討しているという。

bitBiomeは現在、パートナー企業やアカデミアを募集している。