Momoは、オープン型農業IoTシステム「Ageri Palette」の予約販売を、クラウドファンディングサービス「Makuake」で開始したと発表した。

近年、農業IoTは畑や菜園、田畑など「圃場(ほじょう)」を可視化することで、農法や作業のにおける効率向上化や改善をもたらす先進的スマート農業技術として注目を集めているという。しかし、サーバにまでデータを送り、保存できるような農業IoTデバイスは低価格化が進んでおらず、一般農家にまで普及しているとは言い難い現状とのこと。

同社はJAグループのオープンイノベーション推進組織であるAgVenture Labや、KDDI ∞ Laboの支援のもと、試験や仕様の作り込みを実施。ほかのプロジェクトからの部品の共通化や、極限までハードウェア構成を削減することなどで、従来の無線型センサーの半額以下の価格を実現したとうたう。

Ageri Paletteは、同社が農業法人にBtoBで納品してきたハードウェア/データハブのプラットフォームを、サードパーティーの開発企業向けに開放するサービス。データ連携技術によって、同一ハードウェアを用いてパートナー企業が自社サービスを開発・展開。農家や農業法人は1組のデバイスを購入するだけで、複数のアプリケーションによるユーザー体験を享受できる。

たとえば、肥料メーカーによる土壌センサーのデータを活用した施肥の最適化サービスや、食品や飲料メーカー、小売企業の自社農園管理業務システムへのセンサー連携による業務効率化など、従来1社だけでは開発しきれなかった多様なユースケースでの活用を想定しているという。センサーのラインアップはCO2センサー、日照量センサー、温度湿度センサ−、土壌一体型(EC・水分量・温度)センサー、土壌Phセンサーの5機種(取得可能なデータは8種類)。